こんにちは! Tマッキーです!
今回もニッチなグラボのマイニング性能についてのご紹介です。
「例のグラボ」で検索すると、Radeonの RX470 RX570 RX580 がHITするかと思いますが、結局のところどれが正解なんでしょうねぇ?
そんな話題も一昔前の話で、直近のマイニング性能について見て行きましょう。
今回も最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
外観
2連ファンモデルとしては少し小ぶりです。
後に発売された RX580 nitro+ と比較しても小さいです。
マイニング専用なので、映像出力端子はありません。
補助電源は8Pinのみ。
トップの SAPPHIRE の文字は光りません。
豪華なバックプレートなどはありません。
まぁマイニングさえできれば良いので、余計なものは一切ないと言った感じでしょうか。
「改」って何?
そもそもこのグラボ RX470 なんですが、実はBIOSを書き換えています。
本来は 映像出力できないグラボを安価で手に入れて映像出力できるように改造する というのが一時期流行ったそうです。
ハード的な改造で出力端子を増設し、映像出力に対応したBIOSを入れる という手順なんですが、一定の条件を満たせば、RX470~RX580はBIOSが使いまわせます。
そこで共通点の多い RX580 2048SP のBIOSに書き換えれば
ハッシュレート上がるんじゃね?
と浅はかにも考えたわけです。
結果は…ハッシュレートに影響はありませんでした…チ~ン…
とは言え「BIOS書き換えてます」って、ロマン(見栄?)あるんで、BIOSは戻さず今日に至ります。
準備~Radeon Software~
まずRadeonの RX470 RX480 RX570 RX580(RX590もかな?)は、いきなりマイニングすると
ハッシュレートが7~8Mh/sしか出ない
ということが大半です(BIOSが書き換えられていなければ)。
そこで登場するのが AMD Radeon Software です。
インストール手順は省きますが、起動するとこんな感じです。
まずは右上の カギマーク(で、合ってる?)を押します。
次に グラフィックス タブを開きます。
左下の 高度 を開きます。
GPUワークーロード から グラフィックス を選択。
Radeon Software の再起動が必要とのポップアップが出るので OK を選択し再起動を待ちましょう。
マイニング性能
Nnicehashのベンチマーク結果です。
ETHでも24Mh/s程度しかでません。
(消費電力は90wぐらいだったと思います。正確に測り損ねました)
他の通貨については、あまり期待できない結果です。
今後ETHマイニングができなくなると行き場を失いそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
「例のグラボ」と聞くと、なんだかソレっぽく聞こえますが、結局のところは最新のグラボには到底勝てません。
しいて言えば、当時はそこそこワットパフォーマンスが良い部類だったかも知れませんが、そもそもミドルスペックですので、極端に他のグラボに勝るという点もないかと思います。
今後投げ売りされたら、改造して遊ぶのもアリかも知れませんよ。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
この話が誰かの役に立つと、凄く嬉しいです ♪
また次回お会いしましょう!
おまけ
今回の検証環境
フレーム
マザーボード
CPU
CPUクーラー
メモリ(8GB×2)
電源
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